(――クスッ、予想以上に桃子お姉ちゃん、いうこと聞いてくれるのね?でもオ○ンチンにそんなことするのはちょっとヤキモチ妬いちゃうなぁ?)

姿のない声は不敵に笑う。ここからは桃子ではない何者かのターンなのか?

俺は何も知らず次の展開を期待していた。きっと、桃子は小さな口を精一杯開いてモノを咥え込んで射精に導いてくれるだろうと。

「うぅ~ん‥‥でもぉ、やっぱりもう少しイタズラしちゃおうかな?だって兄ちゃん、すごくカワイイんだもの」

「えっ?も、桃子、フェラしてくれないのかよ?」

俺は情けない声で少し落胆した顔を見せた。その時点の俺に、桃子の思惑など分かる術もなかった。

(――裕くんはどんなイタズラすれば喜んでくれるのかなぁ?今以上にどんなカワイイ顔見せてくれるんだろう?楽しみだなぁ、クスッ)

こんな状態で「待て!」を食らわせてはガマンできない。俺は目で桃子に訴えつつ腰を小刻みにカクカクと震わせていた。

今さら自分を偽っても仕方ない。俺には多少なりともM属性が備わっているんだ!少々のイタズラにならこの際耐えてみせる!

「フェラチオ?私もさっきまでシてあげようと思ってたんだけど、なんだか急に気が変わっちゃったみたい。でも安心して?兄ちゃんは変態さんだから何されてもピュッピュしちゃうよね?」

否定は出来ない。今の俺なら、どんなプレイでもすぐに興奮が頂点に達してしまいそうだ!

「口や手でシてあげても変態さんには面白くないだろうからぁ、まずは足でシてあげるね?素足と靴下、どっちがイイ?」

足コキか‥‥現役○学生の足にシゴかれでブッ放すのは決して悪いシチュじゃない!今の俺なら昇天間違いなしだ!

「ま、まずは靴下でしてくれ!そのあと素足で!」

「もぅ、ホント兄ちゃんは欲張りさんなんだから。足で二回も出しちゃうつもりなの?でも兄ちゃんなら何回でも出せるもんね?」

そう言うと桃子はゆっくりと立ち上がり、微笑みながら俺を見下ろすと反り返ったモノをいきなり、無造作に足の裏で踏ん付けた!

その力加減は弱すぎず強すぎず絶妙で、俺のM欲をさらに高める。

「あぅッ!も、桃子、桃子‥‥」

何を懇願するでもなく、俺は桃子の名前を連呼した。桃子は満足そうな笑顔でゆっくりと足の裏でグリグリと竿を押し潰す。スクールソックスの感触もプラスされ、鈴口からはヨダレが垂れまくりだ!

「もぅ、兄ちゃんたら可愛すぎて食べちゃいたいぐらい――じゃあ、次はポケットからケータイ出して?」

既に射精モードに入っている俺は何の疑問も持たず、言われるがままケータイを取り出した。

「それでね、岐香姉ちゃんに電話するのよ?」

せめてそこで気付くべきだった。だがその時の俺は、その命令にすら従順になっていた。

何の躊躇もなく岐香姉ちゃんに電話をかけると、ケータイを耳に当てた。すると――。

「も、もしもし岐香姉ちゃん?ハァ、ハァ‥‥」

「ゆ、裕ちゃん!?どうしたの?どこにいるの?無事なのッ!?」

「あ、ああ無事だよ――って、あぁッ!!!」

その瞬間、桃子は一段強くモノを踏み込んだ!

「裕ちゃん!?何があったの!桃子ちゃんにイジメられてるのっ!?」

チラッと桃子に目をやると、ニコッと微笑んだ。そのままを答えろということか?

「う、うん、そうなんだ‥‥今、桃子にアソコを踏まれてるんだ‥‥」

「な、なんですってッ!?お姉ちゃんそんなこと絶対に許さないわよッ!桃子ちゃんに代わりなさい!」

だが桃子は首を横に振り、擦る足のピッチを上げる。

「あっ!あっ、あっ‥‥ハァハァ‥‥岐香姉ちゃん、俺の声聞こえる?この情けない声‥‥」

「裕ちゃん何言ってるの?どうしちゃったの!?」

もう俺は桃子の指示を待つまでもなく、自らの意思でM属性を全開にしていた。

「俺、岐香姉ちゃんの声を聞きながらイキたいんだ!俺の声も聞いてほしい!」

岐香姉ちゃんの悲しそうな顔が目に浮かぶ。だがそれが余計に俺の興奮を高め、今すぐにでも射精しそうな勢いだった!

「ぅぅ――裕ちゃん、裕ちゃん‥‥私の裕ちゃんが‥‥」

俺がもうイキそうなのを桃子も察し、靴下越しの足指でモノを挟み高速かつ乱暴にシゴきあげる!

「あぁぁぁッ!!!もうダメ!イクイクイクッ!岐香姉ちゃん、桃子の足でドピュドピュ射精しちゃうからね!聞いてて!」

「あぁもぅ、兄ちゃんたら可愛すぎて萌え死んじゃいそう!ホラホラッ!岐香姉ちゃんに聞かれながら思いきりイッちゃえ!!!」

「ゆ、裕ちゃぁぁぁんッ!!!」