肉棒で擦り上げた時の膣肉の反応はリズのどこが弱い場所なのかをキースに分かりやすく教えてくれていた。

 だからキースはそこに向けて腰を突き上げるように動かし肉棒の先端で優しく突き擦る。

「きゃはん!!はっ……あんん!!あん、あんん!!んっ、ぃい!!あ、あ、ああ!!だめ、そこ、そこばっかやめなさいよぉ!!だめなの!!はうぅう!!」

 声からは痛みが完全に消え、苦悶の表情は影も形もない。

 今あるのは膣内からの性刺激に顔中を真っ赤にして眉を切なげに寄せ、口をヘニョヘニョにさせて感じ喘ぐただの女の子だ。

「ばか!ばかぁ!ひきょうもの……うんんっ!!わ、わたしをだま……ひぃいっ!!あ、ああ!おく、おくついちゃらめ!!おくはらめぇええ!!あ、あんん!!あんん!!」

「はははは、らめですか?もっかい言ってみて下さいよ。そしたらやめま~す」

「う、うるひゃいぃいい!!あっきゅぅう!!う、うぁああ!!んんっ!!なにこれ!?なんなのよぉ!!お、お、おんん!!!」

 少し腰の位置を変え恥骨でクリを擦ってあげながら膣を突き上げると、二か所からの快楽がリズを襲い、膣奥へと甘い疼きが痺れ通ってゆく。

 奥の一ヶ所に痺れがズンズンと溜まって行くと、そこからまるで滲み出してくるように愛液が漏れた。

(これ、が性刺激、膣とクリトリスの……えっと、それと子宮が、違う、子宮は快楽が無くて、えっと、あれ?なんだっけ?あれ?)

 学んだ事が完全に頭から消え、考えが一向に纏まらない。こんな事初めてだった。

 白痴になったような感覚は、けれどリズは嫌いではなかった。頭が白くなって行く感覚が全身に鳥肌を立てた。

 そのリズの涎が零れる口にキースがまた唇を重ねた。

 舌が絡みついてリズの舌に触れた時、それが気持ちいいと感じたリズは知らずに自分からも舌を動かしていた。

 レロレロと下品な舌の絡めあいをしているとやっと気づくのに暫くかかり、リズは呆然とする。

「わ、わたし、なにしてるの?あ、あぇ?なんれ?なに……ぁぁあああ、わたし、わた、っひぃいい!!あ、あうぅう!!」

 自分のしていた行為が信じられないといった表情でまた喘ぎ出すリズをキースは上体を倒して抱き締めた。

 苦しい程の密着感と圧迫感があるのに、そうされると膣に感じる快楽が身体から逃げずに留まる様で最高に気持ちが良い。

「ちがうぅう!!きもちよくないぃ!!こんらの!!ぜったいちがうぅうう!!ああ、ああああ!!んぁあああ!!」

 何故感じているんだ。何故気持ちいいんだ。何故治癒魔法をかけろなんて言ったんだ。

 全部キースのせいだ。こいつが総て悪いんだ。この低能のクズ男が悪いんだ。

 憎しみを表すようにリズは、キースに力一杯しがみ付いた。その姿は抱きあう恋人同士にしか見えない。

「やめ、ひっぎゅ!!やめて、もうやめて!こわれちゃうぅう!!こ、こんな!!はじめてなのにぃいい!!きもちよくしちゃだめぇええ!!あぁああああ!!」

 癒えたとは言え膣感度を高めたりしている訳ではないので膣イキにはもう少し時間がかかるだろう。

 それでも普通の処女娘よりは楽にイカせられる筈だ。だから普通は処女に治癒魔法はかけない、つまらないからだ。

(でもこの娘には仕方ないよな……ま、初めっから快楽漬けってのも仕込んでみたかったしね)

 やっぱり悪い事を考えるキースは抱き締めた細い少女の唇をまた奪い、ねっとりキスをしながら腰を激しく前後させた。

 雄の射精ピストンに衝撃が強くなったのを感じたリズだったが、それでも今は奥にズンズンとくる刺激が段々と気持ちよくなっていた。

 初めてのセックスも、それで感じてしまう事も、キースの責め方も、総てが怖くて、それから逃れるようにリズは泣きながら圧し掛かる男に必死にしがみつき唇を重ねた。

 そうすれば逃れられる気がしたのだ。雌の本能かもしれない。

 自分からも抱きついてくる女に全力で身体ごと揺すり、狭い膣道に肉棒を擦り続けるキースはやがて込み上げてくるマグマに腰をビクつかせた。

 このままいけば出るとはっきり分かる中で、抱き締める少女を壊す勢いで奥へと突き込んだキースは、

(このっ……いっつも大人を舐めやがって!!思い知れ!!このっ!!クソガキ!!何がエリートだ!!初体験で喘ぎやがって!!おまんこエリートの間違いだこのぉ!!)

 何処までも最低の事を心で叫びながら盛大に金玉の中身を吐き出した。

 尿道を押し拡げてどっびゅ!!どびゅ!びゅっぶ!!びゅ!びゅ!びゅ!と避妊具の中に溜まってゆく白濁ザーメンがリズの膣内で膨らんだ。

 射精しながらキスを繰り返すキースは終わった事に快楽余韻の中でダラけるリズをいつまでも抱き締め人形でも可愛がるように撫でた。

 汗と涙と鼻水で、長い栗色の髪を顔に張り付かせるリズは、

「おわった……やっと、おわったよぉ……うぅ、もうやだ……おうちかえるぅ」

 泣きながらそれでも腕だけはキースの背中に巻きつけてしまっていたのだった。

 やっと我に返ったたリズがシャワーを今度こそ一人で浴びて帰る準備をしたのはそれから一時間後だった。

 立って服を着るリズの股間からは痛みはないが激しい異物感が残っている。

 まるで太い物をまだ入れているようで、それが動く度になんだか奇妙な違和感になっていた。

 それを感じる度にキースに犯されたのだと再認識してしまい、嫌悪感が身体中を駆け巡った。

 だがそれより何より、

(感じてない……感じてなんていないんだからっ!!あれは……きっと理由がある筈で……脳が、だから)

 あそこまで大きく感じてしまった自分に対する言い訳を考えるので必死だった。

 完全にキースの策に嵌って初体験で……いや、オナニーも経験ないリズにとっては初めての性刺激で感じてしまった事をどうしても認めたくなかった。

 それが好きな相手ならまだいいかもしれないが、よりによってキースとは、絶対に認めたくない。いや認めてはいけない。

 そうして無言で服を気ながら考えるリズの元にシャワーを浴び終ったキースがやってきた。

 前も隠さず頭を拭いてやってくるキースにリズは顔を顰めて逸らした。

「あ~、さっぱりした。あれ?リズさんもうお帰りになるんですか?」

「………」

 何も答えないリズにキースは微笑みかける。

「そうか、おうちかえるぅって言ってましたもんね」

「っぐ!……も、もう用は済んだでしょ……これで契約は完了したわ。いい!二度と私に話しかけ」

「ところで次はいつにします?いつ逢いましょうか?」

「……は?」

 キースの発する意味の分からない言葉にリズは固まった。

 つぎ?次って何だ?次に逢うって、何でまたキースとこんな風に逢わなきゃいけないんだ?

「な、なによ……それ、何でわたしがあんたと」

「え?だってまだ契約は果たされてないでしょ?だから」

「何馬鹿な事言ってるのよ!!何言ってるの!!今シタでしょ!!ちゃんと契約果たしたじゃないの!!なのに」

 吠えるリズにキースは平然と言い放つ。

「果たしてませんよ。全然」

「う……嘘つくなぁーーーー!!じゃあ今のは何なのよ!!わたしのしょ……処女を奪っておいてそんな!!」

「ええ、処女は貰いましたね。おまんこのハジメテはちゃんと頂きました」

「おま……はじ?え?」

「あれ?リズさんちゃんと契約書読んでないんですか?しょうがないなぁ」

 キースは服のポケットからリズと交わし、それぞれの魔力印を押した決闘時契約書の写しを見せた。

 奪い取ったリズはそれを確かめるように読む。

 そこには勝負のルールと共に、勝敗時のそれぞれが果たすべき条件が記されている。

 キースの方はリズに負けた場合、魔術結社の集会で土下座して敗北宣言したのち、結社を辞める事になっている。

 そしてリズの方はと言えば、

「ほらここ!ここにちゃんと!!わたしが負けた場合は、わたしの……はじめてを……あげる……って、はじ、めて?」

 契約書を持ってリズは固まった。

 ハジメテ。初めて。はじめて。その厳密な定義はどこにも書いていない。つまり、

「俺が今貰ったのはおまんこのハジメテでしょ?まだお口でのはじめても、お尻でのはじめても、あ、そうだはじめての膣イキも貰ってませんね。まだまだいっぱいありますよはじめて」

 とんち小僧のような事を言うキースにリズは小さく震え、その震えは徐々に大きくなり、やがて、契約書の写しを破り吠えた。

「ふっざけないでよぉーーーーーー!!!」

「うぉ!?」

「何よそれ!!何なのよ!!そんなのインチキでしょ!!認められる訳ないじゃない!!ばかじゃないの!!」

「いえ、認められますよ。だってほら、俺とリズさんに結ばれた契約魔法のラインはまだ切れてないでしょ?つまりまだ契約は履行されてないって訳で」

 急いで確かめるリズは、顔を真っ青にした。

 確かにキースの言う通りリズとキースの契約は果たされていない事になっている。

 これは立会人を立て正式に交わされたものであり、写しではない本物は立会人の手で魔導師協会に提出されている。

 つまりこれを破ればキースは契約不履行でリズを訴える事が出来、そうなるとリズは魔導師協会から除籍され、除籍された魔導師は正規の魔術結社には入団が出来ない。

 入団が出来ないという事はつまり、リズの夢である【漆黒の塔】に入る事は永遠に叶わなくなってしまうのだ。

 呆然と契約書の写しを破った欠片の中で立ち竦む少女にキースはフリチンのまま近づいた。

「確認して貰えました?それじゃ、どうします?このままもう一回位ナニか挑戦して帰ります?そうだな、はじめての顔射とか簡単そうで」

「……してやる」

「へ?」

「ころしてやる……殺してやる!殺してやる!!あんたの存在をこの世から駆逐してやるぅううう!!ぐぁああああ!!」

 キレたリズが魔法杖を振り回して対魔族攻撃用魔法【炎皇無限神滅波】を作り出した。

 リズが作り上げた魔力の炎塊のせいで部屋中の調度品が熱で焼け、壁や天井が焦げてゆく。

「おわぁああああ!!あっち!火の粉があっちぃ!!ちょ、ちょっとまって!!話せば!!話せばわかるから!!!ちょっとぉ!!」

「うるさい!!きえろ!消えてなくなれこの世からぁ!!ああああああ!!」

「ひぃ!!」

 これはマジだと思ったキースは自分の服を掴むとそのまま急いで転移魔法使った。

「にがすかぁ!!」

 次の瞬間、二人が初めてを過ごした部屋は物理的にこの世から消滅した。他の宿泊客がいなかったのが不幸中の幸いである。

 床も抜け、天井も消えた場所で一人浮遊魔術で浮かぶリズは涙を流しながら真っ赤な顔で、

「どこいったのよぉ!!出てきなさいよこのクソ男ぉーーーー!!殺す!!必ず殺してやるからぁぁああ!!」

 その叫びは街中に響いた。

 普通、ここまで殺意を向けられ、しかもその相手が強力な力と権力を持った相手である場合、正しい人間の反応しては「逃げる」が正解である。

 しかし、リズが相手にしているのは天下の性欲魔神キースだったのだ。

 目の前にヤリ放題の美少女がいて、その娘が殺意とそれを実現する力を持っているからと諦める様なちんこは持っていないのである。

 次の日からリズは怒涛の猛攻を受ける羽目になってしまった。

 例えば……時には魔力厳禁で魔法封じの結界が張られている魔導図書館内において、

「あぁ~~……そうです、そう……もっと頬を窄めて、もっと唇を突き出して……あぁ上手いですよ」

「ぎゅぢゅ!ぐぢゅ!!ぐぢゅぐぢゅ!!ぢゅぢゅうう!!!」

 涙目でキースを睨みながら生まれて初めてのひょっとこフェラをキースに奪われ、

「もっと吸って、下品に吸って……ぁあ、うまいうまい」

「ぢゅ!ぢゅぼぢゅぼぢゅぼ……うっぐ、ええ」

 街中の魔導師がいる図書館の片隅で、小声の指示に従いながらリズは小さく可憐な顔を歪めてキースの雄器官から白濁を出させる為に必死で吸い付いた。

 キースの陰毛が唇や鼻にかかり、舌を刺す肉棒の味に嘔吐くリズの咥内に白濁が噴き出してくる。

「っぐぶ!ぐ、ぅうう……うぇえ」

「おお、きもちかったぁ……あ、そうだ。ついでなんでこのままはじめての金玉しゃぶりも経験しときましょうよ」

「ぐぎいぃい……なにがついでよ!嫌よ絶対!!」

 精液を捨て場がないので仕方なく飲み干したリズが小声で吠えた。

「え~~?でもどの道やらなきゃいけないんですよ?なら今やっといた方が得ですって。ほら、リズさんほらぁ」

「や、やだぁ!顔につけないでよ!!……あぁ、もう!」

 頬にペチペチ当てられた舐めたての肉棒を自分で持ち上げ、根本の下にあるブラブラした玉を口に含み始める。

 と、そんな事を経験させられたり、また別の時には団員が集まって研究発表をする大講堂で、

「ば……ばかぁ、やめ……っくふ!きづかれちゃうぅ!!」

「んぢゅ……大丈夫ですよ、リズさんが大きな声出さなきゃ。れろれろ」

「はうぅうっ!!ひぁっ!!……そ、そんなの……むり、っくぅうう!!」

 生まれて初めて男にお尻の穴を舐められるなんている最低な経験をしたりした。

 暗い観覧席の端席で、ずり落ちる寸前みたいな形で座ったリズのストッキングとパンティを脱がせてキースはアナルを舐め回す。

 直腸内に侵入してくる太くてうねる熱い舌が窄まった肛門肉を押し拡げようとする。それにリズは自分の服の袖を噛んで耐えた。

 初めてのアナル舐めをこんな場所で奪われるなんて思いもしていなかったリズは今にも泣きそうな顔でお尻から上がってくる変な感覚を必死で堪えた。。

 可愛いセピア色の排泄器官が、キースの唾液で濡れほぐされ、少しずつ緩く開いてくると、

「やめ、て……おねがい……口離して!そんなにいっぱい舐めないでよぉ!!」

「んちゅ?……あぁ、もしかしておならでそうなんですか?いいですよ、リズさんのならかけられても平気ですから、んぢゅ」

「へんたい!!へんたいぃ!!あうぅう!!」

 研究発表の為、壇上の演台以外は薄暗くされた座席で初めてリズはアナル快楽を知った。

 それ以外にも、そうあれは結社の慰安旅行での飛行船内で、

「はうぅ!!!はぁああ!う、ううっく!!あん、あんん!!あんん!!!」

「リズさん声大きいですって。雑魚寝だからばれますよ?」

「こ、この前一緒に作った消音魔道具あるでしょ!!あれはやく発動しなさいよぉ!!っくぅうう!」

「まったく、こういう時の為に作ったんじゃないんだけどなぁ」

「うるさい!!もう!!」

 ヤレヤレと言った風にキースがポケットから出した消音魔道具を奪い取る様にして発動したリズはそれを自分の傍に置き遠慮なく声を上げはじめた。

 生まれ初めて隣に人が寝ている状態でのセックスをこうして楽しみ始める。

「おぉ、いつもよりヌレヌレ。興奮してます?」

「だまりなさいよぉ!!ん、んんっ!!あ、あんん!!……っく、あんただって、おちんぽ硬くしてるくせに……んぁあああ!!あ、あああ!!」

「そりゃ……リズさんがいつもより興奮して顔テロテロにしてるから、そんなの可愛すぎて興奮しなきゃ嘘ですよ」

「あ、ぅううう!あ!っぐぅうう!!へん、なこというなぁ!!ひぐぅううう!!」

 屈曲位で膣奥を抉られながらキスをされたリズは自分から愛おしげにキースの首に手を回した。

 雑魚寝の中で毛布を掛けた二人は激しい種付けプレスをモゾモゾと行い続けた。

 こうしてリズが色々なハジメテを抵抗出来ない場所で奪われ続けて二年の月日が流れた。