Eternal Log

Chapter 428 vs. Karzal, Part 12

「……シャーリー?」

 シャーリーは俺の言葉にニコッと笑って答える。

 金髪の女性……最初は知らない誰かだと思ったけど、顔はシャーリーだった。

 いったい何が起きたのか……分からないけど、確かにそこにいるのはシャーリーだ。

「何が起きた……?」

 カルザルも一瞬呆気に取られたようだけど、すぐに表情を戻す。

「……いや、何が起ころうと関係ない!」

 カルザルはそう言うとレーヴァテインに漆黒のオーラを纏わせ剣を振るおうとする。

「何っ!?」

 しかし、その瞬間にシャーリーが手を前にかざしたかと思うと、カルザルの動きが止まり、レーヴァテインに纏う漆黒のオーラが消えた。