熱い息が江田から漏れた。
椅子に座り、僕のチンコを見ながら小鼻を一瞬だけ膨らませる。
「もうすこし、こっち……来て」
「ああ……」
ズボンとトランクスを足から完全に抜き取り、僕はそれを椅子に置いた。
そして生徒会副会長の指示通りに生徒会室を移動した。
江田が座る椅子のすぐ近くまでいく。
「あぁ……やっぱり素敵だわ……」
僕の息子を見ながら江田が机のスケッチブックをひらく。
唇を舐めながら息を荒くしていく江田の様子に僕まで興奮していた。
「ねえ奥谷くん……これ、大きくしてくれない?」
「いや……そう簡単には」
目線をあげる江田。
黒髪美少女に見つめられているが、やはり僕の肉棒は訓練を重ねただけある。
刺激を与えられない限り、下をむいたままだ。
「そうね……それに、あなたも脱いだのだから……わたしも」
そう告げる江田にも、やはり羞恥心は存在するらしい。
頬を赤らめて、どこか緊張した雰囲気がある。
僕はなにも言わなかった。
「ふぅ……生徒会室でこんなこと……」
と、言いながら江田がワイシャツのボタンを一つそして一つと外していく。
カーテンの隙間から入りこむ陽光。
それがスポットライトとなり、江田を照らす。
爆乳が解放されていく。
二つのたわわな果実がいま、本来の姿をとりもどそうとしている。
もちろんまだ、キャミソールとブラジャーが残っていた。
それでも目の前の光景によって血液が海綿体へと流れ出す。
「……あくまでも、スケッチするのに必要な行為だから」
「そ、そうだな」
ごくりと生唾を飲んだ。
椅子に座ったままワイシャツを脱ぐ江田。
キャミソール姿となる。
あまりにも男の本能を刺激する体型だ。
決して太っているわけではない。
しかし抱き心地が異様によさそうな肉付き。
それでいてスマートな印象を与える長い手足。
美亜はモデル。造形としての完成形である。
江田はそれとは異なる完成形であった。
まさしく男が喉から手が出るほど欲する肉体をもっている。
「これも脱ぐわね……」
意図的だろうか、江田の声が湿ってきた。
目を細めて僕を一瞥してからキャミソールを脱ぐ。
胸を通過するときにすこしひっかかりがあり、それが妙に興奮を誘った。
胸が大きいと可愛いブラジャーがないというのは迷信のようだ。
江田がつけているブラジャーは、とても可愛らしいものだった。
紐の部分だけが赤く、全体的にはクリーム色をしている。
「可愛い、ブラジャーだな」
思わず、感想を述べていた。
「そう? ありがとう」
うれしそうに微笑む江田に、僕ははじめて同級生らしさを感じた。
なによりもブラジャーに包まれたその白い二つの瓜だ。
爆乳だとは思っていたが、想像をはるかに超えていた。
重量感のある双丘を可愛いブラジャーがどうにか押さえつけてる。
できた谷間は深く、はみ出た横乳に目線が奪われる。
「やっぱり、触らないと……大きくならないのかしら」
メガネの奥にある江田の瞳に微妙な悔しさが滲んだ。
江田はそれなりに自分の体に自信があるのだろう。
処女だと言っていたが、多くの男からむけられる目線で、自分の体がどのようなものなかは自覚しているのだ。
そんな体を見てもなお、僕の息子は目を覚まさない。
悔しい思いをするのもうなずけた。
実際は僕のチンコは芯がしっかりと入ってきていた。
つまり固くはなっていたのだ。
「あ……えっと、その、胸……寄せてくれないか?」
「……寄せるって……こういうこと?」
不思議そうに首を傾げながらも、江田が自分の爆乳を両方から寄せた。
ぐぐぐ。と、さらに谷間が強調された。
「なんとなく、奥谷くんがやりたいことがわかったわ」
「そ、そうか……?」
一歩、僕は江田へと近づいた。
江田もすこし胸を張ってそれを受け入れる。
僕は自分の棒を手で持ち、江田がつくった深い谷間へとあてがった。
先端から走る快感。柔らかさに息子が跳ねる。
「あら、大きくなってきた……」
当たり前だ。
目の前には爆乳。その谷間へと僕はチンコを挿れようとしてるのだ。
深い谷間に下から挿入して腰をふろうとしているのだ。
「挿れたいんでしょ?」
「あ、ああ……」
こんな状態でも江田は冷静だ。
頬をあげると、口をすこしだけ開いて舌を出した。
「このままじゃうまくいかないから……んっ」
と、江田が唾液を垂らした。
一直線に流れ落ちる透明な粘液。
「あっ……」
その唾液が江田の胸へと落下し、谷間へと流れた。
僕はそんな淫靡な光景を見ながら、腰をゆっくりと前に出した。
ちょうど胸の下から上にむかって挿入していく感じだ。
「気が早いわね」
と、江田が咎めるように僕を見あげる。
しかしもう我慢ができなかった。
さらに腰を前に出し、爆乳へと棒を挿れていく。
「やっぱり大きいわ……ね……」
しゃべりながら江田が唾液を出す。
谷間に垂れた唾液が流れ、僕の棒へとまとわりついた。
これならスムースに動くことができそうだった。
チンコはいまや肉と肉に挟まれ快感を得るだけの器官になっていた。
江田のすべすべの肌と触れ合いながら程よい圧を感じている。
自ら自分の胸を寄せている江田は、その圧力を微妙に調整しているようだ。
「江田……動きたい」
「それは、ペニスを大きくするのに必要なこと?」
「必要なことだ」
実際はすでに勃起は完了しつつある。
天井をむこうとする棒を、江田が胸をつかって阻止しているのだ。
唾液を絶え間なく谷間へと流し込む江田は、あまりにもエロかった。
ゆっくりと、そしてねちっこく。
僕は江田の胸に棒を出し入れしはじめた。
膣のようにひっかかる部分はすくない。
しかしその滑らかな肌の感触に腰がとまらない。
江田がコントロールする圧も完璧なものだった。
ぐっぐっぐっ。と、何度も出し入れする。
腰のリズムに合わせて、江田が胸を上下に動かした。
さらに快感が走り、腰から脳天にむかって電気が突き抜ける。
メガネの奥にある江田の瞳が、淫靡な光でみたされていた。
僕の顔が快感で歪むたびに、唇を舐めながら唾液を谷間へと流しこむ。
ぐちゅんぐちゅん。
先走り液と唾液が混ざり合い、卑猥な音が生徒会室を支配する。
気持ちがよかった。なにも考えられなかった。
ただ本能が目の前の雌にむかって牙をむく。
「ああ、江田……気持ちいぃ」
「そうでしょう? もっとしたいでしょう?」
「したい……江田と、もっとしたい」
「ならしましょう? わたしは奥谷くんのペニスが好きなのっ、この、ん、胸に挟んでいるペニスが好きなんだからっ、いつでもいいのよ? いつでもしてあげる」
「あ、イキそう、江田、僕、イッちゃう」
腰の動きを速めていった。
江田もそれに合わせて挟んだ胸を動かす。
天井をむこうとしていた棒が、江田の谷間から顔を出しす。
そしてまた隠れる。
「ん、ちゅ、ん」
唾液を出していた江田の口が、棒の先端へと近づきキスをした。
ちいさな舌が尿道の入り口にあたり、一気に射精感が昇る。
「かっ、はっ、ああ、イクっ、江田、イク」
「ちゅ、ん、あむ」
僕が腰を限界まで前に出すと、江田が顔をだした亀頭をぱっくりと咥えた。
その躊躇いのない行動に思考が追いつかず、一気に射精してしまう。
「んんんんっ」
にやり。と、江田が亀頭をしゃぶったまま勝ち誇った顔を見せたそのときだった。
生徒会室の扉がひらく音がした。
慌てて僕はふりむいた。
「あ、あ、美亜っ!?」
ひらいた扉のむこうには美亜が立っていた。
僕の射精はとまらない。