... live free!

122. Ask Yurika.

家に戻るとユリーカさんにペンダントについて聞こうと思い探そうとしたらたまたま部屋から出てきた。

「あ、レーナちゃんお帰りなさい」

「ただいま。ちょっとユリーカさんに聞きたいことがあるんだけど今、大丈夫ですか?」

「別にいいわよ? じゃあ、ちょっと暖かい飲み物でも用意するね」

そう言ってユリーカさんは台所の方に消えていったので私はご飯を食べるところで椅子に座って待っていた。

それからしばらくしてユリーカさんが飲み物を持って戻ってきた。

「お待たせ」

「ありがとうございます」

「……それじゃあ、レーナちゃんが聞きたかったことって何かな?」

そうユリーカさんに聞かれたので私は先ほどバーラの家? で発見したペンダントを取り出した。

「これについてだけど」

そう言ってペンダントの中を開けるた。

「……これってユアちゃんが持っていたペンダント?」

やっぱりユアって名前なんだ……。もしかしたら本当にユアと関係がある可能性が高いのかもしれないと思った。

「それにしてもどうしてこのペンダントをレーナちゃんが持っているの?」

するとユリーカさんがごもっともなことを言ってきたので、セラのところに行ってからのことをユリーカさんを説明した。

まぁ、内容的には、バーラとセラのいざこざがトイレの下の掃除になって私がそれを手伝ったこととそこでそのペンダントを見つけたことを話しただけだが……。

「そんなことがあったのね……。やっぱりあの家の人が幼かったユアちゃんに何かしたのね……」

ユリーカさんはそう言って悲しそうな表情をしていた。そんなユリーカさんの様子をみてやっぱりそのユアの家族について何か知っていると思いユリーカさんに聞いてみることにした。