Villainess’s Sweet Everyday
Lesson 141
店主が不憫そうに彼を見て「食べさせてやりな」とアドバイスをくれた。
はわわ、そういうことだったとわ!
私ったらにぶちんね。もうどうしようもないんだから!
私はキューイを楊子でぶすり、ひょい。そして「はい、あーん」と口に出す。
カルシラスト様は正月とクリスマスと誕生日が一緒にきたという顔をした。
そして食べようとして固まり、そっぽを向いた。
ええ、今度は何? また失敗しちゃったかしら?
何がダメだったんだろう? うーむ。あ、今朝キューイを三つも食べたとか言ってたわね。
私は慌てて別の楊枝で小夏をプスリ、ひょい。
カルシラスト様は微笑みパクリパクパク。