Villainess’s Sweet Everyday
Lesson 667.
怪鳥たちがそれぞれ別個の行動を開始した。固まって集団でいることを危険視したようだ。おとなしくしていればチキンパンにでもしてあげたのに。私はさらなる飛躍を遂げる。もしかしてホーミング機能もできるのでは?
よーし、試しちゃおう。掌から飛来する生地の弾丸は方向を次々変え怪鳥たちを飲み込み無力化していく。おお、きたきた。何この才能。良い感じに撃墜できてきたわ。カルシラスト様は怪鳥の背に乗ったスマホ野郎と切り結んでいる。
怪鳥は任せたってことかな。まあ、打ちまくるわよお。一羽二羽、もう、ほとんどいなくなったわ。この勢いなら、瞬殺ね。あ、一匹突っ込んでくる。黄色い怪鳥が。