Villainess’s Sweet Everyday
Number 721.
「マリカナ、今の顔はブルドックですね」
「違います、せめて人にしてくださいよ!」
「いいえ、ブルドックです」
私は三省し、しかたないのでのんきにカルシラスト様がなるとをもぐもぐするのを眺めていた。店内は活気にあふれ、注文があちこちで上がっている。
「醤油ラーメン三つで」
「はい」
「味噌ラーメン二つで」
「はい」
厨房では大忙しで麺の湯切りをするひと、チャーハンをあぶる人など頑張っているようだ。ウエイトレスさんも頑張って動き回っている。