Villainess’s Sweet Everyday
Lesson 777.
また嫌味か。ちくちくやるのよねこいつ。言い返したいけどカルシラスト様の前でいうのも憚られる。忌憚ない文句を言ってやりたいけど。
「モンテスト、お連れが呼んでいますよ」
「ああ、すみません、カルシラスト様、ではまたお会いしましょう」
辞去したモンテストは、私を嘲笑してから去っていった。そして席に着く。そして私を指さした後、クラスメイトの女子に耳打ちして両者は大笑い。きー、イラつくわ。
絶対悪口言っているだろうし。はあー、考えるとそんよ、マリカナ。