Villainess’s Sweet Everyday
Lesson 847.
また地味に攻撃してきたわ、この人。どこにそんな形跡があるっていうのよ。また適当なことを、くさすように。
「マリカナさん、大好物のパセリを食べたそうな顔をしていますね」
「していません」
そもそもどんな顔よ、それって。パセリ別に好きじゃないし。
まあ、こんな小競り合いに、他愛もない論争に取り合っている暇はないのよ。もう疲れた。
今日という一日は不自然極まりない。もうひと月ぐらいの時間を体験したような濃厚すぎるのよ。