Villainess’s Sweet Everyday
Lesson 1195
ゴミ箱にペットボトルを入れる。ガタっと落下音。ここはどこなんだろう。自販機に背を預け一時休憩。足の疼痛は強まっていて、安心できない状態が維持されつつある。
空を見上げる。青々とした澄み切った空がほくそ笑むように広がっている。ジムに帰還する方法が分からない。とりあえず湖に向かうしかないみたいね。五分、十分とその場に居座り、筋肉に溜まった乳酸を除去する。でも、誰もいない道ね。アスファルトの道路はざらざらしていそうな表面をしている。はあ、疲れる一日だわ。