訓練後部屋から出て…各自行動開始なのだが…

「カオル、ヤエはいつでもいいって感じか?」

「そうね、でもまだ開いてないんじゃない?」

「そっか、ヒカリは?」

「…いいよ家の改築依頼もしたい」

リュノーの家まで流石に手が廻らないので業者に頼む事にした、依頼後に地下室は神鋼で固定する事になる

「じゃーもう行こうか、コーヒーも補充しないとな」

「お買い物もしたいね」

三ッ星と俺での行動だ、他のメンバーは街の中でできる依頼などをしに行っている、そして…

「では主…お忘れなく///」

「ああ、わかってる」

「サクラ!浮かれて変な失敗でもしたら、この先はご褒美なくなっちゃうかもしれないんだからね!気を引き締めてね!」

「はい!浮かれるのは取っておきます!」

行動を開始しリュノーに到着、家を買った商業ギルドへ、ここではヒカリにお任せだ、3人で先にコーヒーの補充に向かう

「あれ?この間ヨシコさんに紹介された店と違うな」

「そうなの?私はここしか知らないから後で教えて」

「…うん…ヨシコさんのお店からなら…たぶん…」

「…ごめん…わざとじゃないのよ?」

「大丈夫、方向音痴の俺が悪いのは解っている」

(…ちょっとまずいかも)

(ヒカリ!?)

(…危険とかじゃない、話すからギルド戻ってきて)

(わかった)

「ヒカリからトラブるかもしれないからギルドに戻ってくれって」

「行きましょう!」

「了解」

「ん?どうしたの?」

「え?なにが?」

「ヤエ!なんでもないよ、こっちよ」

初めての場所は無理です…カオルについてギルドに到着しヒカリと合流、話を聞くと…

「話と纏めると木材採取場所の森に災害級が出現し森が活性化している、けれど1人の冒険者によって災害級は討伐されたが、災害級を倒した事に満足して帰ってしまった…」

「…討伐した人の特徴はミヤコ姉さん」

「やはり…森のモンスターは数が多いのか?」

「…少なくないらしい、けどリュノーは積もるほど雪が降らない、だからみんな美味しい依頼優先」

「敵は?」

「…ゴブ、ホブゴブ、ネームドゴブが確認されてる」

「これってさ俺が解決していい問題か?」

「やめたほうがいいと思うなー」

「私もヤエと一緒ね…倒せる戦力があるのに倒さない、ここで私達が出て行ったら体良く使われるかも」

「…ヒカリも同じ、リュノーは急がないし」

「了解!牛丼食って帰ろう!」

「「「はーい!」」」

出来る事はやるつもりだけど慈善事業じゃない、国が放置してる問題に首を突っ込む事はない…